【2021年】北海道で恐竜のいる博物館・スポット6選!

「恐竜」というと、まず思い浮かべるのはフクイラプトルなどで有名な福井県ですが、

実は北海道は恐竜や古生物化石が多く発掘されている「恐竜・化石大陸」なんです

あまり知られてないですよね?

そこで、この記事では北海道で恐竜や古生物の化石が見られる主なスポットをご紹介します。

北海道に行く予定のある方、北海道民の方、恐竜・化石が好きな方の参考になりますように。

北海道は恐竜・化石王国だ!

(北海道総合政策部地域創生局地域政策課 地域活力グループ)

北海道庁によると、

北海道は、アンモナイトをはじめ、

三笠市のエゾミカサリュウ
むかわ町穂別のカムイサウルス・ジャポニクス
小平町のハドロサウルス類
中川町のテリジノサウルス類
足寄町のアショロア

など多くの化石が発掘される“恐竜・化石大陸”

北海道庁「北海道の恐竜・化石」

なんだそう。

道内の様々な地域で化石が発見されているんですね!

\北海道大の小林教授監修の動画も!/

2021年には北海道博物館で特別企画展「北海道の恐竜」が開催され、話題にもなりました。

主な7スポット!

北海道で恐竜などの化石を見れる施設は数多くありますが、その中でも主要な7つのスポットをご紹介します。

北海道大学総合博物館

(筆者撮影)

1カ所目が札幌市にある「北海道大学総合博物館」。

その名の通り北海道大学内にある博物館で、誰でも無料で入館することができます。

北海道大学総合博物館の3Fにある「古生物標本の世界」展示室では、日本人によって初めて発掘・研究・命名された恐竜”ニッポノサウルス”の新復元骨格などをみることができます。

【主な化石】
✔︎ 樺太産ニッポノサウルス
✔︎ デスモスチルス など

【概要】

施設名 北海道大学総合博物館
住所 北海道札幌市北区北10条西8
開館時間 10:00-17:00
休館日 月曜日
入館料 無料
ウェブサイト https://www.museum.hokudai.ac.jp

 

三笠市立博物館

(筆者撮影)

2カ所目が三笠市にある「三笠市立博物館」です。

道央道経由で札幌から1時間かからず行ける三笠市にある博物館。

なんと言っても特徴は「日本最大級のアンモナイト博物館」だということ!

直径1.3メートルのアンモナイトなど、迫力満点のアンモナイトをみることができます。

アンモナイトだけでなく、他の化石も充実していて見応えたっぷりです。

【主な化石】
✔︎ アンモナイト
✔︎ エゾミカサリュウ
✔︎ 夕張産ノドサウルス
✔︎ 芦別産ティラノサウルス など

【概要】

施設名 三笠市立博物館
住所 北海道三笠市幾春別錦町1丁目212-1
開館時間 9:00-17:00
休館日 月曜日
入館料 一般450円、小中学生350円(別途、団体料金あり)
ウェブサイト https://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/
訪問レポはこちら

北海道にある5つの博物館を訪問すると恐竜のカードがもらえるイベントが2021年3月10日から4月11日まで行われていました。 この機会に行けるだけ行ってみよう! と思い最初に訪れたのが三笠市にある「三笠市立博物館」です。 […]

むかわ町穂別博物館

(筆者撮影)

3カ所目が「むかわ町穂別博物館」。

むかわ町穂別と言えば、なんと言っても有名なのがカムイサウルス・ジャポニクス(むかわ竜)

全長約8mに及ぶ国内最大のハドロサウルス科の全身骨格化石です!

カムイサウルスだけではなく、首長竜のホベツアラキリュウや、日本産モササウルス類のモササウルス・ホベツエンシスなど多くの化石が算出されています。

【主な化石】
✔︎ ハドロサウルス
✔︎ クビナガリュウ
✔︎ モササウルス
✔︎ ウミガメ など

【概要】

施設名 むかわ町穂別博物館
住所 〒054-0211むかわ町穂別80番地6
開館時間 9:30-17:00(最終入館16:30)
休館日 月曜日・祝日の翌日・年末年始
入館料 大人300円(団体200円)、小学生〜高校生100円、小学生以下は無料
ウェブサイト http://www.town.mukawa.lg.jp/1908.htm
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むかわ町穂別博物館のすぐ近くにある「穂別野外博物館」もオススメです。

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小平町文化交流センター

(筆者撮影)

4カ所目が「小平町文化交流センター」。

札幌から車で約2時間半で着く小平町も恐竜化石の有名な産地です。

日本で3例目のクビナガリュウや、北海道初の恐竜化石ハドロサウルス類が見つかっています。

【主な化石】
✔︎ ハドロサウルス
✔︎ エラスモサウルス など
施設名 小平町文化交流センター
住所 〒078-3301 小平町字小平町356-2
開館時間 9:00~17:15
休館日 年末年始
入館料 無料
ウェブサイト ttp://www.town.obira.hokkaido.jp/kanko/detail/00001392.html

 

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親子で恐竜の勉強を日々している「紅子@恐竜ママ(@kotofeel)」です。 北海道にある5つの博物館を訪問すると恐竜のカードがもらえるイベントをきっかけに、対象の博物館を可能な限り訪れることにした我々親子。 3カ所目に訪れたの[…]

中川町エコミュージアムセンター

(筆者撮影)

5カ所目が中川町にある「中川町エコミュージアムセンター」。

国内初のテリジノサウルス類の指化石が見つかっていたり、日本最大級のナカガワクビナガリュウが見つかっています!

アンモナイトの展示も豊富で見応えたっぷりです。

コロナ禍でなければ、アンモナイトの展示に触ることができます。

【おうち時間にオススメ!】
エコミュージアムセンターのバーチャルツアーが見られる→https://city.hokkai.or.jp/~kubinaga/pg3547829.html

 

【主な化石】
✔︎ クビナガリュウ
✔︎ テリジノサウルス類
✔︎アンモナイト など
施設名 中川町エコミュージアムセンター
住所 〒098-2625 北海道中川郡中川町安川28−9
開館時間 9:30-16:30
休館日 月曜日(冬季は土日祝)、年末年始
入館料 高校生・大学生・大人は200円 中学生以下は無料
ウェブサイト https://city.hokkai.or.jp/~kubinaga/

 

足寄動物化石博物館

6カ所目が「足寄動物化石博物館」です。

デスモスチルスの祖先アショロアが見つかったことで有名。他にもヒゲクジラなど海生哺乳類の化石など様々な展示で構成されています。

ミニ発掘など化石体験メニューも豊富で、親子で楽しめます(新型コロナのため、縮小中)。

【主な化石】
✔︎ アショロア
✔︎ アショロカズハヒゲクジラ など

【概要】

施設名 足寄動物化石博物館
住所 〒089-3727 北海道足寄郡足寄町郊南1丁目29−25
開館時間 9:00~17:15
休館日 年末年始
入館料 一般400円、小学生・中学生・高校生・満65歳以上200円(この他団体料金あり)
ウェブサイト http://www.museum.ashoro.hokkaido.jp/index.html

 

他にもたくさん!

(北海道庁ウェブサイトより)

この記事では北海道で恐竜や古生物の化石が見られる主なスポット6カ所をご紹介しました。

今回取り上げたのは主なスポットで他にも多くの施設で恐竜などの化石が展示されています(上の写真参照)。

北海道は広いので、その土地土地の観光も楽しみながら訪れたいですね。

みんなで北海道の恐竜を楽しみましょう!

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