恐竜ママ 親子で恐竜の勉強を日々している恐竜ママ(@kotofeel)です。 北海道にある5つの博物館を訪問すると恐竜のカードがもらえるイベントをきっかけに、対象の博物館を可能な限り訪れることにした我々。 2カ所目[…]
穂別博物館に行く前に読むべき本
小林快次先生著「恐竜まみれ」
(新潮社ウェブサイトより)
1冊目が日本を代表する恐竜学者の小林快次先生(北海道大学総合博物館教授)が書かれた「恐竜まみれー発掘現場は今日も命がけー」(1595円)です。
穂別博物館だけでなく、恐竜ファンなら是非一度は手にしたいこの本。普段は知ることができない化石発掘現場のリアルな様子や小林先生の恐竜発掘への思いなど、恐竜に詳しくなくても、エンターテイメントとして楽しめる1冊です。
さてこの本ですが、ある1章でカムイサウルスの発見から大掛かりな発掘、そして日本最大級の全身骨格として発表するまでが描かれています。
読みながら鳥肌が立ちます。
これまで恐竜が発掘されなかったむかわ町穂別(クビナガリュウのホッピーはいたけれど恐竜ではない・・)についに恐竜化石が見つかった興奮をひしひしと感じます。
読んでいけば穂別博物館をより楽しめるはずです!
著者:小林快次先生
出版社:新潮社
価格:1595円
漫画むかわ竜発掘記
(誠文堂新光社ウェブサイトより)
2冊目が「漫画むかわ竜発掘記」(1430円)です。
タイトルの通り、むかわ竜(カムイサウルス)の発掘記録に関する漫画なんですが、こちらも興奮します!
むかわ町に住んでいる堀田さんの小さな化石の発見から、北大の小林先生を始め多くの関係者が関わることで見つかったカムイサウルス・ジャポニクスの全身骨格。
大規模な恐竜発掘にはお金もかかるので、むかわ町の協力も必要です。恐竜発掘はただの恐竜発掘で終わりません。
子供たちに夢を与えるだけでなく、発掘された町の運命をも変えます。そんなことを感じさせられる書籍です。
面白いのであっという間に読めてしまいますよ!
企画・原案: 土屋 健 / 監修: 小林 快次 / マンガ: サイドランチ
出版社:誠文堂新光社
価格:1430円
むかわ町穂別から目が離せない!
2018年の地震で大きな被害にあったむかわ町。現在もその被害の痕跡は残っており、むかわ町の方も懸命に復旧されてきました。
地震の影響で現在は進んでいませんが、むかわ町では「むかわ町恐竜ワールド推進構想」を策定しています。その中では穂別博物館のリニューアル計画も盛り込まれています。
博物館周辺だけでなく、町全体で様々な取り組みが検討されているそうです。今のむかわ町穂別博物館も素敵ですが、今後のむかわ町にますます目が離せません!
北海道に行く際は是非訪問を検討してみてください。カムイサウルスだけでなく自然いっぱいで素敵な場所です。